施主が料理の発注をして失敗した。

ある施主の失敗

会社経営者の失敗の話し。
母親が亡くなり、弊社に葬儀の依頼があった。施主は会社を経営する社長。
彼は、様々考えて、無駄な経費を抑えようと試みた。
その中で、大きな失敗があった。
それは、料理の発注。
彼は、知人の料理屋に弊社を通さずに直接、発注してしまった。
その葬儀は参列者が700名という葬儀となった。彼は料理屋の言うがままに、発注してしまった。「足りなくなったら恥ずかしいですよ」と言われ、しっかり、人数分を発注した。弊社が間に入れば、人数分は発注はしない。
何故なら、通夜の料理は、食べずに帰る人も多い。特に、会社関係の人はそうする。
また、呑むのが中心の人もいる。食べてもチョットつまむだけの人も多い。
だから、葬儀社は人数の6~7割位を発注することが多い、大手の葬儀社は、特に互助会は別ですが・・・。オードブルや煮物などは、更に少量で済む。
しかし、施主は直接発注したため、かなり多めに発注し、その料理の多くが残ってしまった。会食も終わりに近づいた頃でも、会食をする部屋の裏には、鮨の器が手を付けられずに10個以上積まれていた。煮物もオードブルも残っていた。勿体ない。当然ですが、料理の返品は効かない。
値段にしたら10数万円の無駄な出費となったのです。
施主は、もっと葬儀社を信じて任せれば、こんな無駄は生じなかったのです。
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