アメリカは「世界の警察」ではないという現実

ウクライナ戦争における停戦交渉

今回の、ウクライナ戦争の停戦交渉で判明した厳しい現実。
結局、世界に「世界の警察」はいないということ。
アメリカは自ら「世界の警察」を自認していた過去がある。しかし、それでも、北方領土は帰ってこない。竹島も取られたまま。韓半島も金一族に奪われたまま(背後にソ連や中国がいたからですが)。満州も、ウイグルも、チベットも、香港も、中国に蹂躙されたまま。
ベトナムでは、自由陣営に取り戻そうとアメリカは頑張ったが、勝つことはできなかった。
正義は通らず「やったもん勝ち」
でした。
アメリカといえども簡単に勝つことはできず、戦争が,長引けば国内で反発が生まれる
それが原因で負ける。
ましてや、核を持つ国が相手では、どうにもならない。
遂にアメリカは「世界の警察」を辞めた。
今回、プーチンに対して、アメリカの高官は「ロシア兵を殲滅するぞ」
と恫喝したが、ロシアの高官は「やってみろよ、やったら、こちらも、核を撃つぞ」とやり返した。
すると、アメリカの高官は何も言えなかった。
ここで、勝負あり、アメリカはロシアに譲歩するしかなくなった。
残酷な歴史の現実です。
ついでに言えば、アメリカの核は5044発
ロシアは5580発、中国は500発(5年以内に1500発になる予定)北朝鮮は50発
ロシア、中国、北朝鮮連合は、アメリカの核を大きく凌駕している。いざ核戦争になれば、アメリカに勝ち目はない。
そのことを前提に見なければ、今回のトランプ大統領の交渉を理解することはできません。
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